街に新しく出来たアミューズメント施設、『ファイナル・ラウンド』。
カップルもしくは女子専用スペースのプリクラコーナーは、コロンもないのに甘い香りが漂っていた。
「うううぅう……恥ずかしいよぉ……」
明日香は恥ずかしそうに俺の目の前にやってきた。
「おおっ……その姿も久しぶりだなぁ。しかし、ちょっと前まで着てたのに、キツキツなんじゃないか?」
明日香の制服の前の部分はボタンを止めるのがやっとなようで、ボタンとボタンの間から素肌が見えていた。
ほんの僅かに見える素肌のチラリズムが堪らなくエロいぞ、明日香!
「し、仕方ないでしょうっ……かっちゃんが毎日揉むから、成長が止まらないんだものっ」
恥ずかしそうに胸元を隠して、困った視線を送る明日香。
「そうかそうか。明日香のオッパイがここまで大きくなったのは俺のお陰か」
プリクラコーナーで周りから見えなくなっていることをいいことに、乳房に手を伸ばす。
「んっ、んんんぅ……かっちゃんっ、だめぇ……」
周りに視線が無いからか明日香の反応も若干柔らかい。
「いいじゃないか。誰も見てないんだし」
俺はそう言いながら、明日香の制服のボタンを外していった。
パンパンに張ったシャツのボタンを外すと、パンッと左右に広がる。
「うぅぅ……なんだかお医者さんゴッコした時のこと、思い出しちゃった……」
「お医者さんゴッコッ! それいいな! ナイスだ明日香」
確かに遥か昔にお互いの身体を触って、身体の構図の違いを確かめ合ったことがある。
「よし、それじゃ今からお医者さんごっこを……いや、歳相応に身体測定とシャレこもうか」
「な、何をバカなことを言ってるのよ。ここをどこだと思ってるの? いくら周りから見えないって言っても……」
「ほらほら、明日香君。おっぱい測定をしますよ。早く脱いで下さい」
慌てる明日香を尻目に俺は早くもお医者さんを気取っていた。
「んもぉ……本当にかっちゃんは仕方ないんだからぁ……」
明日香は困った駄々っ子を見るような瞳を向け、溜め息を漏らすとゆっくりと制服のボタンに手をかけた。
「い、言っておくけど、かっちゃんが相手だからね、こんなことするの……」
「分かってるさ。俺のワガママをなんでも聞いてくれるのは世界でもお前しかいないってこともな」
「ばかっ……」
恥ずかしそうに顔を赤らめると、ゆっくりと制服の前を開いた。
「ブラも外して下さい。そうじゃないと測定できないじゃないですか?」
「う、ううっ……」
きっと明日香の心の中では周りにバレたらどうしようとビクビクしているに違いない。
だが、俺のワガママに答えるために、羞恥心と戦いながらもブラのホックに手を伸ばした。
プツンと金具が外れる音がすると、明日香の豊かなバストが締め付けから開放されて一回り大きく膨らんだように見えた。
「おおおおっ……素晴らしいオッパイだ」
「毎日さんざん見て、触ってるのに……」
お前が毎日俺に恥ずかしいことされてるのに、慣れずに恥ずかしがるのがいいんだよ。
「やっぱりお前のオッパイが誰のオッパイよりも最高だよ」
いつものクセで胸の谷間に顔をうずめて、その柔らかさを頬で堪能したくなるが、ぐっと堪える。
「こほんっ……それでは。早速身体測定を始めるとしよう」
俺はつきたてのお餅のように柔らかに丸い明日香の乳房に手を伸ばした。
乳の輪郭をなぞるように手の平を動かす。
「んっ、んんんぅ……」
俺の手の平を感じて、明日香は身体をぷるぷると震えさせた。
毎日触られているだけあって、条件反射で感じてしまうようになっているようだ。
「いい形のオッパイですねっ……。乳輪の色もツヤも素晴らしい」
美術品をめでるように、そっと薄く色付く桃色の円に指を滑らせる。
「は、あ、ぁぁっっ……んんっ……ふぅ、うぅうんんっ……」
乳輪の上でクルクルと指を回すと、明日香の薄紅色が鮮やかな紅色へと変わっていく。
それと同時に溝の深い乳首も大きく膨らんできて、ぷっくりと膨らんだ。
「いけませんな、遠山さん。今は触診中なんですよ。感じられては困るなぁ」
「そ、そんなこと言ったってっ……んっ、あぁ……かっちゃんに触られたら、どうしても反応しちゃうの」
なんて発言をすんだ、明日香はっ!
俺の興奮のツボを的確に捉えた言葉に、俺の息子ははちきれんばかりに盛り上がった。
くっ! いつもなら、ここで明日香を押し倒してオッパイを揉みくちゃにしながら愛欲の限りを尽くすのだが……)
それじゃ自分が提示したシチュエーションに乗ってくれた明日香に申し訳が立たない。
俺は心を鬼にしてメジャーを取り出した。
「よくそんな小道具があったわね」
「ふふふっ……これで日々成長を続ける明日香のバスト値を正確に測ってやるぜ」
そんなことしなくても、明日香のオッパイがどれだけ成長しているのか分かっているけどな。
「お、お願いしますっ……」
明日香は頬を赤らめ、俯きつつも、バンザイするように両手を上げた。
ぷるんとしたオッパイが俺の目の前に晒されることになり、明日香の表情はますます恥じらいの色を強くした。
「よいしょっと」
俺が明日香の背中にメジャーを回すと、大きすぎるおっぱいが顔面に触れる。
「あ、ああんっ……かっちゃん、そんなに顔近付けないでよ」
「お前のオッパイが大きすぎるから仕方ないだろう?」
「んんんっ……胸の中で喋らないで」
ふにふにの感触を顔一杯に味わいながら、俺はメジャーを明日香の乳房に回し、締め付ける。
「ん、んんぅぅぅ……」
細いラインのメジャーが明日香の乳房に食い込み、乳肉をいやらしくくびりださせる。
ぐっと入り込むと、明日香の内側から白い乳液がじわりと浮き上がってきた。
「おや、遠山さんは母乳が出るんですね。ご妊娠されているのですか?」
グイグイと乳房にメジャーを食い込ませると、ミルクは水を吸ったスポンジを握った時のように溢れ出てきた。
「ま、毎日、かっちゃんに吸ったり揉んだりされてるから……あ、ああぁ……自然と、出るようにぃ……んんぅっ! だめぇ、吸わないで」
母乳を見ているだけで、俺の興奮は理性の限界を超えてしまい、ついいつものようにしゃぶりついてしまった。
「じゅるるるうっ……ぷはぁ……素晴らしい母乳の味は。ほんのりとした甘みが舌に染み渡り、非常に喉ごしがいい」
「んんんんぅ……あ、ああぁ……かっちゃん、こんなところでだめぇ……声が回りに聞こえちゃうよぉぉ……あ、ああんんんっ」
プリクラの中という不完全な密閉空間の中じゃ、いつ周りにバレてしまうか分からない。
だが、そんなスリルが俺を更に熱くさせる。
「明日香が声を我慢してくれればいいよ」
更に過激な行動に出ようとしているのを感じた明日香は、ただ不安そうに、しかし少しだけ期待した眼差しで俺を見つめていた。