部屋の電気がこよみの白肌を照らし出していた。
絹のような手触りの肌の上にはいくつもの汗が浮かび、そして性の残滓が張り付いて、重力に従って重く垂れ落ちている。
既に愛し合った証拠がそこに存在していた。
「こよみ、何でも言うことを聞くと言ったよな?」
「は、はい……智輝さん……。わ、わたくしは、智輝さんのためでしたら、どんなことでも……」
「じゃあ、こっちの穴もオレのモノにしたい……」
智輝は女を愛し抜いた剛直を萎えさせもせず、こよみの成熟した白桃の谷間へと向かわせる。
切っ先がこよみの大きく開かされた両足の付け根の前から後ろへと移動し、窄みを捉えるとビクッと驚いた様子を見せた。
「と、智輝さんっ!? そ、そこは違う穴ですよ」
「いや、こっちでしたいんだ。ダメかな、こよみ」
ツンツンと、お尻の穴を肉の穂先でつつくと、後の穴はキュッと引き締まり、入り口を硬く閉ざしてしまう。
「そんなこと……いくら智輝さんのお願いでも……」
「ダメなのか?」
「わ、わたくし、恥ずかしくて死んでしまいそうです……」
真っ白な肌が熟れたトマトのように赤くなり、イヤイヤと左右に首を振るこよみ。
長く伸びた髪が左右に揺れて、智輝の肌をくすぐった。それと同時に椿の落ち着く香が振りまかれる。
その香が智輝をどうしようもなく興奮させ、ぐぐっと肉棒を反り返らせる。
「あ、ああぁ……だ、だめです、智輝さん。後生ですからそれだけは」
「こよみをオレのモノにしたいんだ」
智輝はこよみのうなじにキスをし、肩口まで唇を滑らせる。
「んっ……で、でも……それでも……あ、ああぁ……」
猫がミルクを舐めるような舌使いで何度もこよみのうなじを舐める。
生暖かい舌が首筋を通るたびに、こよみにゾクゾクとした刺激が走り、こよみの抵抗の意思を奪っていく。
肉棒は許可はまだかと、お尻の穴を切っ先で何度も擦り、カウパーを押し付けてヌルヌルにしていた。
「んんんぅ、だめですっ……だめですぅ……」
グリグリとアヌスを刺激すると、もぞもぞと穴がうごめく。
「こよみ……どうしてもダメか? それともオレのモノになるのはやっぱりイヤなのか?」
「そ、そんな言い方……ズルいです……」
「じゃあ、いいよな。挿れるぜ……」
「ま、待って下さい。心の準備が……んっ、んんんぅ……」
こよみを抱きかかえ、アナルの中心に向かって何度も何度も亀頭をこすりつける。
硬く閉ざされた穴は徐々にその入り口を広げていく。
「こよみ、挿れるぞ」
「んっ……あ、ああぁ……や、だめ……だめ……う、あああ……」
こよみは恥ずかしさのあまり、菊の門を固く閉ざす。
「オレのアナル斬尻(けつ)剣の前では、そんな抵抗は無に等しいわっ!」
智輝がぐんっ肉棒を突き上げると、こよみのお尻の中へと埋もれていく。
「んくっ……んん、あ、あああぁ……ああああ」
お尻の周囲の皮膚を巻き込み、肉棒がこよみの中に入ると智輝の男根をキツく締め上げる。
「お、おおっ……こよみさんのお尻……全部オレのチンポが全部入り込んだな」
「ううっ……わ、わたくし、こんなはしたないことをしてしまって、もうお嫁に行けません……」
ううっと小さく呻いて目尻に涙を浮かべる。
その悲しそうな表情が智輝をどうしようもなく滾らせた。
「オレのお嫁さんにもなってくれないのか?」
「そ、それは……その……あ、あの……」
智輝の質問を聞いて、こよみの表情は顔を赤く染める。
最初は頬だけだったが、智輝の言葉の意味を理解し、心に深く刻み込むにつれて、その赤さは耳にまで伝播していく。
「こよみ、顔が真っ赤になってるぞ」
「あ、あの……その……」
「こよみはオレのモノになるんだろう?」
「…………はい」
こよみは小さく頷く。
「わたくしは、智輝さんのモノです」
恥ずかしそうに、しかし、嬉しさを噛み締めながら、そう智輝に伝えた。
「そうだ。こよみはオレのモノだ」
両足を抱え持ち、こよみの身体を上下に揺らす。
「んっ、あ、ああぅ……んっ、あ、ああ……ああぁんっ…くぅうううっ」
乳房が揺れる度に、こよみは辛そうに声を漏らす。
たぷんたぷんと乳房が揺れ、大きく張りのあるお尻がパンパンと弾ける音が響く。
「こよみ、大丈夫か?」
「は、はい。智輝さんはどうですか? 気持ちいいでしょうか?」
「ああ、すっげぇ気持ちいいぞ、こよみのお尻、締め付けが強くて……もう、最高だよ……あ、ああ……」
ぎゅっぎゅっと未だ硬く入り口を閉ざす菊門。
「嬉しいです。わたくしで、智輝さんが気持ちよくなってくれるなんて……んっ、あ、ああぁ……」
「こよみも気持ちよくなってくれよ」
智輝は腰の角度を
責められてこよみの身体がじわじわと熱くなっていく。
(あ、ああぁ……わたくし、智輝さんにお尻を責められて、気持ちよくなってしまっているなんて……)
智輝に責められて、気持ちよくなっている自分に戸惑いを覚え始めていた。
「こよみも気持ちよくなり始めているようだな……」
「そ、そんなこと言わないで下さい……恥ずかしいです……あ、んぅ、は、ああぁ……」
「声が出てるじゃないか」
智輝はぐぐっ、ぐぐっと少しずつ、股間の斬尻剣を深く沈めていく。
カリのエラの部分で腸壁をえぐるように動かすと、こよみの身体に耐え難い快楽の波が響き伝わっていく。
「んっ、そ、それは、智輝さんだからです……んんっ、智輝さんだから、わたくし、気持ちよくなってしまうんですっ……ああ、あぁぁ」
こよみは切なげに喘ぎながらも、智輝から与えられる刺激に、素直な感想を口にしていた。
「嬉しいことぜ、そう言ってもらえると。こよみにご褒美をあげなくちゃな」
智輝の男根がさらに野太くなり、徐々に腰速度を上げていく。
「あ、ああぁ……出して下さいっ……わ、わたくしは智輝さんのモノですから……お好きにっ……ん、あああぁ」
「こよみ、そういう時は、こう言うんだ」
智輝はいいことを思いついたとばかりに、こよみの耳元で小さく何かを呟く。
するとみるみるうちにこよみは眉を垂れ下げて、困り顔を見せる。
「ほら、言って」
「ううぅ……そ、そんな恥ずかしいこと……あ、んっ……は、ああぁ……」
智輝の要求しつつも、腰を動かして、こよみを責め続ける。
ピッチが早くなり、胸は波打つように揺れ動いた。
「あ、ああぁ……わ、わたくしのケツマンコに、智輝さんのザーメン、出してくださいっ! ……ああぁ……」
言い終わると同時に恥ずかしさがこみ上げてきたのか、こよみさんは顔を隠してしまう。
しかし、その羞恥により、お尻がキュッと引き締まり、智輝を性を求めた。
「うっ……」