■ お姉さん猫、発情中!?

 潜入したお屋敷の人目につかない電源室。
作戦開始の時間までは時間があった。
「んっ、あ、ああぁっ……あああぁんんっ、だ、だめ……トモちゃん。こんなこと……んんんぅ」
「作戦まで、まだたっぷりと時間があるじゃないか。それに、蘭さんのオマンコ、うれしそうにオレのチンポに食いついてきているよ」
「だ、だからって……ンンッ、こんなことしてちゃ、見つかっちゃうわ」
智輝が腰を突き上げるたび、蘭の身体に甘痺れする刺激が走る。
その心地よさが蘭に声を上げさせようとしていた。
「蘭さんが声を出さなきゃバレないよ」
智輝はそんな意地悪を言いながら、ゆっくりと腰を動かす。
今、壁の一枚向こうでは、警備員が警戒しているかもしれないという状況で、2人は淫行に耽っている。
一歩間違えば見つかってしまうどころか、捕まってしまうかもしれないスリルが2人の興奮をより強めていた。
「今日の蘭さんのオマンコ、もうすっかりグショ濡れだよ。まるでパリの噴水みたいだ」
「や、やぁんっ、ばかっ」
小さく文句を言う蘭は、頬を膨らませて怒る。
智輝の前でのみ見せる子どもらしい表情だ。
しかし、その表情も長くは続かない。
智輝が腰を動かし始めると、途端に苦しげに表情を歪める。
「んっ、ンンンンッ」
蘭は自分の中をかける心地よさを感じつつも、口を強く結って喘ぎ声を殺す。
「……(蘭さん、今調度この壁の向こうを警備員が歩いているみたいだ)」
智輝の言葉を聞いて蘭も耳をすますと、冷たい廊下を歩く靴音が聞こえた。
同時に智輝が自分の体内をかき回す音も耳に届き、蘭の気分を淫靡なものへと変えていく。
(いや……いやらしい音が聞こえちゃう……)
蘭は強い羞恥を感じ、珠のような肌を桃のように鮮やかに染める。
「お、こんなところに立派なお宝が♪」
智輝は蘭の怪盗衣装をさらにはだけさせると、胸を露出させる。
ボタンが外れると同時に、弾けるように飛び出した2つの乳房はまるでイギリスのアンティークのように、品があった。
しかし、同時にエロさも兼ね備えており、智輝の男心をくすぐる。
「だ、だめっトモちゃんっ……恥ずかしい。あ、んんっ」
智輝の手が空気に晒された蘭の乳房に伸びる。
「んんんんぅっ!」
(今、おっぱい敏感になってるのに……トモちゃんに好きなように弄ばれたら、わたし……声が抑えきれなくなっちゃう。まだ近くに警備員もいるのに……)
智輝の恐れ知らずとも言える大胆な行動に、蘭は気が気ではない。
しかし、身体はそんな気持ちなどお構いなしに智輝の愛撫を悦んで受け入れてしまい、蘭に陶酔感を与える。
「ンンッ、ンンンンッ!」
蘭は自分で口を塞ぎ、漏れ出てしまいそうになる喘ぎ声を堪える。
「耐えている蘭さん、とても美しいよ」
智輝は優しく蘭に囁きかけながら、ミロのヴィーナスを想像させるような美しい形の乳房を揉みこねる。
蘭の身体に甘い痺れが走る。
さらに智輝はさくらんぼを収穫かのように、パンパンに膨らみ、1cmは浮き上がっている乳輪を摘み上げた。
「ンァッ──」
「!?」
強い刺激に、蘭さんの口からは喘ぎ声が飛び出してしまった。
心臓が跳ね上がるかのように驚く2人。
息を止めて気配を探るが、気取られた様子はない。
智輝と蘭は安堵の溜め息を吐き出す。
どうやら警備員は気付かずに、電源室前を通り過ぎたようだ。
「もうっトモちゃん、調子に乗りすぎよ……」
「ごめんごめん。お詫びに最高に気持ちよくしてあげるから……」
智輝は言葉だけの反省をして見せ、蘭のたわわに実った乳房を持ち上げる。
たっぷりと重量感のある98cmのバストは、いくら撫で回しても飽きがこない。
上等な手触りに智輝は満足しつつ、蘭の様子を窺う。
「はあぁ……あ、あああんっ……気持ちいい……トモちゃん……アアアァン」
淫らな蘭の声を聞くと智輝もエンジンがかかってきたようで、腰の動きが早まっていく。
「蘭さん、オレ、もう……」
クチュクチュと卑猥な音が部屋の中に響く。
警備員が遠退き、声を殺す必要がなくなった2人の感情は急上昇する。
パンパンと白く美しいお尻に下半身をぶつける智輝。
2人とも身体の芯が痺れてしまうほど、心地よさを共有していた。
「ああ、アアァッンッ、あ、ああは、っ、あああ、アアアンッ! あ、アアアァッ」
蘭の声を上げるピッチが、智輝の腰の動きに合わせて短くなっていく。
「イ、クッ──」
智輝が歯を食いしばり、蘭の奥深くに怪盗棒を突き入れた。
「アアアアァァァーーーーッっ!!!」
蘭の絶頂を迎えた艶やかな声が盛大に漏れ出してしまった。
「蘭さん、声、大き過ぎっ!!」
「誰かそこにいるのかっ!?」
すぐさま、警備員がこちらにやってくる。