<あらすじ>

うだつの上がらないサラリーマン生活を送っている主人公:田神 辰也。
今日も、上司にダメ社員のレッテルを貼られ、一日が終わろうとしていた。
「俺が世界征服した暁には、オマエは課長から俺様専用の靴磨きへ転職させてやるぜ」
会社が終わり、彼女と待ち合わせている喫茶店へ向かう辰也。
今日は珍しく葵から呼び出されていた。

もしかすると、プロポーズでしか?

そんなことを妄想しながら一足先に喫茶店に到着。
ウェイトレスの奇異なものを見るような視線を感じながら
ニヤ気顔でコーヒーをすする俺。
しかし、運命は常に非情だった。
葵がテーブルにつくやいなや
いきなり「別れて」ほしいとのこと。
理由も告げずレシートだけ残し喫茶店を後にする葵。
喫茶店の外は、既に陽が落ち星が輝いていた。

その晩、よくできた我が妹のふみかに
慰められるも、無性に走りたくなる俺。
3秒で夜の街を流すことに決定。
愛車の甲高いエンジンの回転音を轟かせながら
フロントガラスを流れる街灯をぼんやりと眺めていた。



翌日、自分の『意識』と『部屋』が過去に戻ってしまうというハプニングに見舞われてしまう。
ぬるま湯のようなサラリーマン生活に、身を沈めていた辰也にとって
人生をリベンジできるまたとないチャンス。
しかも、今のこの頭脳をもってすれば世界征服も可能ではないか?と突っ走る!
世界征服はまず身近な女性を支配し、子孫を繁栄させていかなければならない!
諦めかけていた野望を、実現するために辰也の『孕ませ人生』がスタートする!



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